10:限定性
もうここまでくればお客さまは買わない理由がありません。
と、多くの人は思ってしまいます。
しかし何度も言いますが、お客さまワガママで忙しいです。
「ちょっと見たいテレビがあったから後で見よう」
と思いそのまま永遠に忘れてしまったり
「もう少し慎重に考えてからにしよう」
と思い次の日にはあなたの商材の存在すら
忘れてしまっています。
セールスレターとは
100%読む気がないお客さまに意地でも読ませて
100%信じないお客さまに証拠を見せて信じてもらい
100%行動しない後回しにするお客さまに
『今すぐ』買ってもらう事です。
これがセールスレターの役割です。
これはかなり大事なので暗記して下さい。
私達は『今すぐ』買ってもらわないといけません。
『後で』はありません。
情報社会の現代では毎日次々と新しい情報が
お客さまの元には飛び込みます。
あなたの存在は1分後には忘れてしまうのです。
ですので、テンションが上がり切っている
『今すぐ』に購入ボタンしてもらわなければ
なりません。
そのためはどうすれば良いのか?
『限定性』をつける事です。
別名『希少性』とも言いますが、簡単に言えば
「今すぐ購入しないと手に入らない可能性のある貴重な商材ですよ」
と伝える事です。
人は必ず「後でいいや」「明日にしよう」と思います。
そこにお金がかかるとなると、その気持ちは更に強くなります。
そこで「今だけしか手に入りません」と言ってあげて
『今すぐ』買ってもらう必要があります。
例えば、あなたも経験が有ると思いますが
「限定3つです」
などと言われると
「今すぐ買わないと他の人にとられる」
と思い焦って衝動買いした経験はありませんか?
あなたも同じように限定性を使い、お客さまに
『今すぐ買わないと手に入らないかも』という
危機感をあえて与えてあげる必要があるのです。
限定性にはいくつか種類があります。
1:人数の限定
2:数量の限定
3:期間の限定
この3つが特に人の感情を揺さぶる強い限定性です。
1つずつ説明します。
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1:人数の限定
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「限定○名しか参加できません」
「残り○名だけにしか特典はプレゼントできません」
などと人数を絞る事です。
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2:数量の限定
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「残り○個しかありません」
「残り○席しかありません」
と在庫数や席数が無い事を強調する事です。
PDFレポートなどの場合は在庫はありませんが
DVDやセミナーなどでは使える限定性です。
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3:期間の限定
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「残り○日で販売は終了します」
「○月○日でサイトを閉鎖します」
と、期間を定める事です。
…
どれも効果がありますし『組み合わせ』ても良いです。
「特典は○名にしかプレゼントできません。
またこのサイトも○日に完全に閉鎖します」
という具合です。
ただし限定性には販売者であるあなたにとってもリスクがあります。
それは人数や期間をあまり絞りすぎてしまうと
それ以上売れなくなるからです。
例えば、あなたは永遠に売りたいにも関わらず
○名限定です、○日までです、と言ってしまったら
それ以上販売したら嘘になります。
不労所得を得るためにはずっと売り続けるのがベストです。
ですので極端な限定性は、逆に自分のクビを絞める事になります。
そこでお勧めの方法は『特典に限定』をつける事です。
「この特典は○名限定○日までです」
と言えば、特典だけその日に終わらせれば嘘ではなくなります。
その限定期間を過ぎたら他の特典を用意すれば良いだけです。
もう1つお勧めの方法は『限定を臭わせる』だけでとどめておく事です。
例えば:
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私は会社員ですので、いつまで販売できるか解りません。
会社にこのサイトがバレたらクビになります
私には守るべき大事な家族がいます。
クビになる訳にはいかないのです。
ですので、もしかしたら明日にでもこのサイトは完全に閉鎖してしまう可能性がありますので注意して下さい。
もしかしたらこのレターをあなたが読み終わる事には
既に購入ボタンが押せない可能性
もあります。
今すぐに下にある『購入ボタン』を探してクリックする事をお勧めします。
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というイメージです。
こうすれば嘘はなくなりますし、また限定性も強調する事ができます。
限定性は、後回しにする人の背中をポンと
押して上げる大事な役割をしています。
ですので何があっても入れる必要があります。
もう1つ、大事な注意点があります。
それは『限定の理由』をハッキリさせる事です。
例えば、
突然「限定○名です」と言われても
「なんで○名しか買えないの?」と
普通の人は疑問に思います。
「なぜ、限定○名なのか?」
「なぜ、特典は○名にしか配れないのか?」
「なぜ、期間が絞られているのか?」
『限定の理由』をハッキリさせる必要があります。
例をあげると以下のようなイメージです:
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今回の『モチベーションメール』の特典は
最初に参加した○名だけにしか渡せません。
毎朝7時のメールですので私も会社に出社するので
そんなに多くの人には送る事ができないからです。
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また上の例文にもあった:
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私は会社員ですので、いつまで販売できるか解りません。
会社に副業がバレたらクビになるからです。
私には守るべき大事な家族がいます。
クビになる訳にはいかないのです。
ですので、もしかしたら明日にでもこのサイトは
完全に閉鎖してしまう可能性がありますので
注意して下さい。
もしかしたらこのレターをあなたが読み終わる事には
既に購入ボタンが押せない可能性もあります。
今すぐに購入ボタンを探してクリックする事をお勧めします。
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これも『限定の理由』になります。
後回しにしてチャンスを逃してしまい
後悔する人は数多くくいます。
この世に永遠の物は存在しません。
物質は必ず消滅しますし、あなただって
永遠に生きられる訳ではありません。
ですので探せば必ず限定性は存在します。
またその理由も存在しています。
あなたの素晴らしい商材を確実に届けるためにも
必ず『限定』と『限定の理由』をつけて下さい。
00:全体像 01:キャッチコピー 02:痛みや恐怖を強調する