7:金額とその理由


ここまでセールスレターを読んだお客さまが
次に気になるのが『金額』です。

「ノウハウは凄いのは解った。で、肝心の金額は?」

と『欲求』と『財布の中身』の相談を心の中で始めます。

セールスレターはお客さまの心理に沿って書きます。

お客さまが「これを知りたい」と思った瞬間に
その項目を出して行きます。

そういう意味では心理学の塊のようなものです。

値段設定はあなたの自由ですが、ポイントは
「なぜその金額なのか?」という『理由』です。

例えば、

このノウハウの金額は『5000円』です。

としたら、お客さまは

「なんでその金額なの?」

と思います。

何が根拠で5000円なのか解りません。

5000円程度の商品でしたら、そこまで
こだわらなくても大丈夫ですが、やはり

「なぜその金額なのか?」

理由を書いた方が成約率は高まります。

例えば…

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私はこのノウハウに出会うまでに50万円以上もダイエットに使っています。

サプリメント、通信販売で買ったマシーン、スポーツジム…

お恥ずかしい話ですが挙げだしたらキリがありません。


家族に白い目で見られながら色々試しました

未だに通信販売で買った器具が段ボールを開けないまま家の隅っこに置いてあります。

しかし50万円以上を費やしたおかげで『○○メソッド』に出会う事ができました。

正直な気持ちを言えば、


「50万円使ったんだから50万円下さい」

と言いたいです。

しかしそれは私が勝手に買った物であなたには関係ありません。

いくら手軽なトレーニングで1ヶ月で○キロ痩せられるとしても、
あなたから50万円を頂くのはフェアではありません。

そこで、このノウハウの参加費をどれくらいにすれば良いのか…

とても悩みました。

そして私は以前にある尊敬する先生に

「何でも100倍にして返しなさい」

という言葉を頂いたのを思い出しました。

逆に言えば私が50万円使ったという事はあなたには、その100分の1である『5000円』で提供するのが最も良いのでは無いかと思ったのです。

もちろん私も普通の人間ですので「5000円では勿体ない」という気持ちが無い訳ではありません。

しかし、2年前の私と


同じ悩みを持つあなたの手助けをしたい

という気持ちをもっています。

あの苦しかった頃を思い出すと、今のあなたの苦しみを救ってあげたいと強く思います。

そこで決めました。

この○○メソッドの参加費は5,000円にします。

安いですが、それでいいです。

同じ苦しみを持つあなたが、それで救われるならそれで良いと思っています。

しかし、1つだけお願いがあります。

1ヶ月後…あなたは痩せて素晴らしいスタイルになっていると思いますが、その時には一言で良いので感想を聞かせて欲しいのです。

もちろん強制ではありません。

気が向いたらで良いので感想をメールなどで送ってくれるとうれしく思います。

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というイメージです。

金額は:5000円

その理由は:尊敬する先生に教わった事を忠実に実践している

となっています。

そして安く提供する条件として「出来れば感想を下さい」と
言う事によって熱意が伝わり、真実味も増します。

これが『7:金額とその理由』です。

ここで1つ、デザインについてもお話しておきます。

文字だけがズラーっと並ぶセールスレターだと
読んでいる人も眠くなります。

そこで『太文字』を使ったり『強調マーカー』を使ったり
大きめの『小見出し』をいれると文章にハリがでます。

□太文字:他よりも少し強調したい部分に使う

「50万円使ったんだから50万円下さい」

□強調マーカー:絶対に読ませたい部分に黄色のマーカーをいれます

いくら手軽なトレーニングで1ヶ月で○キロ痩せられるとしても、
あなたから50万円を頂くのはフェアではありません。

※太文字と強調マーカーは大切な部分にだけ使って下さい。
あまり使いすぎると目がチカチカして逆効果になります。

□小見出し(こみだし)

文中にあった大きな文字です。


家族に白い目で見られながら色々試しました

同じ悩みを持つあなたの手助けをしたい

上記のように所々にキャッチコピーと同じサイズ(フォント24)の
『小見出し』を入れます。

基本的には文章の切れ目や、違う展開になる前にいれます。

何行に1つといるルールはありませんがデザイン的に見て
7〜15行に1つくらいあると見栄えが良いです。

小見出しは金額の章だけに使うのではなく、
セールスレター全体に使います。

ちなみに、普通の文字はフォント11か12です。

最近では高齢者の方もネットを見るようになったので
フォント12で少し大きめな文字の方が反応率が高い
というデータも出ています。

そして少し上級者向けの話になるのですが、

『小見出しだけを読んでも全体像が理解できて欲しくなる』

ように、小見出しは文章の中で大事で
強烈な部分を書くのがポイントです。

これは、少し上級者向けですので忘れても良いですが
今は『パッと見ただけで印象に残る小見出しにする』
くらいに覚えておいて下さい。

このように太文字やマーカー、小見出しを入れる事により
デザイン性が出て読みやすくなります。

また高級感も増します。

さて、ここまで読んでお客さまが「安い」「お買い得」と
判断してくれれば「欲しい」と思い購入ボタンを
探し始めます。

ここで支払い方法もいれておいた方が良いです。

後でお話しする『申し込み』の章の所でも良いですが
なるべく疑問を残さないためにも「どうすれば買えるのか?」
を書いておきます。

例えば:
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クレットカード・銀行振り込み・コンビニ決済、どれにでも対応できる準備も整いました
ので安心して下さい。
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というイメージです。

ここまで書ければほぼ完成したも同じです。

しかしお客さまは『お金』の話になると
私達が思っている以上に急激に冷静になります。

モチベーションがガクンと下がります。

そこでもう一度モチベーションをあげ、購買意欲を
倍増させるために次の章で『8:特典』をいれます。

これによってお客さまは更に手に入れたい欲求が
高くなります。

 


 

00:全体像   01:キャッチコピー   02:痛みや恐怖を強調する   

03:欲と願望を強調する   04:物語   05:商品説明

06:ボレット   07:金額とその理由   08:特典

09:保証   10:限定性   11:申し込み

12:追伸   13:申し込みページ   14:サンクスページ